サイドFIREリアル記録――第3話 会社員卒業を本気でシミュレーションしてみた

サイドFIREリアル記録

はじめに

2030年3月。私は会社を辞める

サイドFIREを目指して、約6年が経つ。これまでも転職や副業で独り立ちとか、こんな生活ができたらいいなと考えたことは何度もあった。でも、今回は違う。

あと4年以内に、会社を退職する

これは希望でも願望でもない。残りの人生を、自分で選択できるようにするために、辞めるのだ。

解放感、不安、後悔、期待感——。退職した朝、どんな気持ちで目が覚めるのだろう。どんな景色が、そこには待っているのだろう。そのことを、今日は真剣に考えてみたいと思う。

26歳での退職(海外渡航)

実は、今の会社に入社するのは2度目だ。いわゆる、出戻りである。

最初の在籍は約3年。26歳のときに退職して、ワーキングホリデーと留学でオーストラリアへ渡った。高校卒業後からずっと正社員として働き続け、業種は変われど、気づけば8年が経っていた。たった8年、と言えばそれまでだが、退職するときは、オーストラリアへ飛び立つという高揚感も重なって、解放感とワクワクが止まらなかった。

それから20年以上が経ち、気づけばアラフィフになった。あの頃とは、生活環境が全く違う。ある程度の責任あるポジションに就き、所帯も持った。1週間の時間軸で見れば、その大半が会社員としての時間だ。就労時間外にも、お客様からの問い合わせが入ることもある。仕事中心の生活であることは、間違いない。

それが、全てなくなるのだ

50歳目前で辞めてしまったら、もう後戻りはできない。安定した収入が途絶え、じわじわと不安が押し寄せてくるのか。それとも、ずっと目指してきた「自分で選択できる人生」を謳歌できる喜びが勝るのか。正直、今はまったく想像ができない。

5000万円で「選択できる人生」は本当に買えるのか

私のゴールのひとつである、準富裕層——資産5000万円以上

では、資産5000万円があれば、本当にお金に困らず生活できるのか。根拠はあるのか。一度、自分たちの数字で検証してみようと思う。

私たち夫婦は、基本的にNISAとiDeCoを活用している。そのため、受け取り時の税金はほぼかからない想定だ。(iDeCoについても、退職所得控除の範囲内で収まるよう計算中である。)

退職後の家計、シミュレーションしてみた

まず、収入と支出を並べてみる。

【収入】月額合計:約40万円

収入源 月額
4%ルール(5,000万円×4%÷12) 約16〜17万円
副業(ウェディングカメラマン) 約15〜16万円
妻のアルバイト(週2〜3日) 約10万円
合計 約40万円

【支出】月額合計:約38万円

支出項目 月額
家賃 10万円
食費 8万円
光熱費 3万円
通信費 1.5万円
交通費 1万円
日用品費 1.5万円
医療費 1.5万円
国民年金 3.5万円
国民健康保険料 2万円
お小遣い・交際費 6万円
合計 約38万円

収入40万円、支出38万円。月2万円のプラスという計算だ。正直、自分では「これで大丈夫かな」と思っていた。でも念のため、AIに課題点を聞いてみたら、思っていた以上に「考えきれていないこと」が出てきた。

その課題を、次回まとめてみようと思う。
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