はじめに
私が毎日欠かさずチェックしているサイトがある。
CNNのFear & Greed Index(恐怖と強欲指数)だ。
https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed
基本的に、私の投資スタイルは「長期・積み立て・分散」である。
Fear & Greed Indexは、「今の市場が割高か割安か」を肌感覚で知るための大切な習慣になっている。
ただ、本当のことを言うと、
私はまだ、短期投資への未練を捨てられていない。
長期投資で積み上げた資産を、もっと早く、もっと大きく増やしたい——そんなことを、いつも頭のどこかで考えてしまっている。
短期投資には、確かに「夢」がある

定期的に見ているYouTubeチャンネルがある。「FXくにおマシーン」と「岐阜暴威」だ。これらのチャンネルでは、FX、CFD、信用取引などを配信している。
毎月第一金曜のアメリカ雇用統計、CPIやPPIの発表、トランプ大統領の突然のつぶやき。これらの事象が引き起こす激しい値動きと、それに賭けていく人たちのドラマ。
本来、投資にこんな感情があってはいけないと分かっている。
でも、やっぱりワクワクしてしまう。
YouTubeチャンネル

「FXくにおマシーン」は同時接続1万人にもなる人気チャンネルだ。くにおさんと山川さんの漫才のような掛け合いを聞きながら、チャット欄に流れるリアルタイムの相場情報。以前は一人で孤独にトレードしていたが、このチャンネルを知ってからは、トレードを楽しみながら学べるようになった。
くにおさんはとても優秀なトレーダーだ。以前、そのトレードを真似て、同じタイミングでポジションを持ったことがある。結果は、惨敗だった。
なぜなら、ポジションを持ち切れなかった。根拠のないトレードは、売るタイミングを完全に間違える。例えば、『どの株を買えば儲かるの?』と聞いて買った株と同じで、根拠がないから、動揺した瞬間に売ってしまう。
そして、そんな私の心を少し救ってくれたのが「岐阜暴威」チャンネルだった。岐阜さんには本当に申し訳ないが、岐阜さんがトレードで負けて悔しがっているのを見ると、なぜかほっとする。「私だけじゃないんだ」と。
Fear & Greed Indexを毎日見る本当の理由
この指数を毎日見るようになったのは、「市場の温度感」を体に染み込ませたかったからだ。数値が「Extreme Fear(極度の恐怖)」に振れているとき、市場は売られすぎている可能性が高い。逆に「Extreme Greed(極度の強欲)」なら、バブルの匂いがする。
短期投資の失敗を繰り返す中で、この感覚だけは少しずつ養われてきた。「今は買い場か、それとも我慢の時か」——その判断力は、長期投資の暴落時にも必ず活きる。
「チキン売り」を繰り返してきた自分が言うのも説得力がないが——それでも、この習慣だけは続けている。(苦笑)
短期投資・信用取引を始めるなら、これだけは守ってほしい
ここまで読んで、「やってみたい」と思った人へ。
包み隠さず言えば、短期投資(FXや信用取引)は「多くの人がお金を失う世界」だ。ゼロサムゲームであり、あなたが戦う相手は、プロのトレーダーやAIである。

今、多くのインフルエンサーが投資の生配信をしている。一部は華やかで、見ているだけでお金が増えそうな錯覚に陥る。煽り気味のチャンネルも少なくない。そういった雰囲気に流されないよう、注意が必要だ。
それでも挑むなら、以下のようなルールづくりは絶対に必須だ。
・短期投資に回すのは、資産全体の5%以内まで
・トレードする前に「最悪のケース」を想定する
・損切りラインを必ず決めてから入る
・家族のお金・生活費には手を出さない
・借金してトレードしない
私はかつて、妻の貯金を証拠金にあてようとしたことがある。今思えば、正気ではなかった。絶対にやってはいけない。
まとめ
短期投資と長期投資は、まったく別物だ。
短期投資は「技術・才能・運」が問われる世界。
長期投資は「習慣と忍耐」が問われる世界。
Fear & Greed Indexを眺めながら、私は今日も市場の「温度感」を確かめる。
短期投資への未練はまだある。でも、ルールなき挑戦だけは、もうしない。
「相場のチャンスは、生き残った者にだけ訪れる。」

