「どうやったら資産を増やせますか?」と聞かれて思うこと

投資戦略

後輩からの質問

会社の後輩から「どうやったら資産を増やせますか?」と聞かれたことが、これまで何度かある。

そのたびに私は、リベラルアーツ大学の両学長からの受け売りではあるものの、「5つのお金の力を鍛えていけば、時間はかかっても、世間で言われる老後2000万円問題は解決できると思うよ」と伝え、まずは両学長のYouTubeか著書を紹介するようにしている。「わからないことがあれば、いつでも聞いて」と言って、その場はいったん終わる。

数日後、なんとなく気になって「あれ見た?」と聞いてみると、体感9割以上が「まだです、今度見ますね〜」と返ってくる。そして、それきり、その話題が出ることはない。

「悩んでいる」と「行動する」の間

もともと私は、人に投資をすすめるタイプではないし、副業をしていることもあって、同僚や後輩と踏み込んだお金の話をすることはあまりない。

それでも、リベラルアーツ大学のYouTubeのおかげで人生が変わったという実感があるからこそ、「どうしたら人生を良くできるんだろう」と悩み、「何をしたらよいのか」と迷う気持ちは、痛いほどわかる。

だから相談されたときは、その人なりの状況やタイミングがあることを前提に、まずはリベラルアーツ大学を紹介している。

ただ現実には、多くの人が「悩んではいるけれど、行動には移せない」というのが正直なところだと思う。

なぜ、人はなかなか行動できないのか

その理由を、自分なりに考えてみた。

緊急性がない。今の生活に困っていないから、「いつかやろう」で終わってしまう
・老後や資産形成は遠い未来の話に感じられ、「今日やる理由」が弱い
何から手をつければいいのか、道筋が見えない
・本を読む、動画を見る、家計簿をつける——最初の一歩が、想像以上に重い
・単純に、変化が怖い
・お金の話には「失敗したらどうしよう」という不安がつきまとう
きっかけを得ただけで満足してしまう。「いい情報を教えてもらった」で終わり、そこから先に進まない

私が思う、一番の理由は

私が一番大きいと感じているのは、「本気で人生を変えたい理由が、まだない」ということ。決して「行動しない人はダメだ」と言いたいわけではない。私自身もそうだったからこそわかるのだが、人が何かを変えるというのは、それくらい大変なことなのだ。

何かを得ようとすれば、何かを手放さなければならない。お金の勉強をするなら、その分、どこかの時間を削る必要がある

そして何より、副業もインデックス投資も、最初の数年は結果が見えにくい。「これだけやったのに、これしか成果が出てない」——そう感じてしまう気持ちも、痛いほどわかる。

複利の力も、資産がある程度育たなければ、実感できないものだ。

情報があふれる時代の、意外な落とし穴

さらに言えば、私はたまたま、リベラルアーツ大学に出会えた

けれど今は情報があふれ、その中には残念ながら“ゴミ商材”もたくさんある。最初につかんだ情報がそれだったら——「どうせ投資なんて詐欺でしょ」となってしまう気持ちも、よくわかる。

もちろん、「行動すれば必ず成功する」わけではない。方向性を間違えたり、リスク管理が甘かったりすれば、人生を棒に振ってしまうことだってある。だからこそ、正しい情報を見極める力が大切なのだ。

資産形成は、実はシンプル

私自身の経験となるが、資産形成は皆が思っているよりずっとシンプルである。「難しいことをしたから、資産が作れた」わけではない。

まず、やることは、次の3つだけ。

  1. 支出を見直す
  2. 収入を増やす努力をする
  3. 余ったお金をインデックスファンドに積み立てる

地味すぎて、拍子抜けするかもしれない。でも、本当にこれが大切なのだ。

では、いつ始めればいいのか。こちらの答えもシンプルで、「やってみよう」と思ったときでいい。ただ、早ければ早いほど、「時間」を味方につけられる

まだまだ半人前

資産が増えたこと以上に、お金について学んだ知識や経験そのものが、大きな財産になったと感じている——と、少し偉そうなことを書いてしまった。

でも私自身、いまだにパチンコに行ってしまう。「やらない方がいい」とわかっている短期投資にも、つい手を出してしまう。そのたびにお金を減らし、「またやってしまった」と自己嫌悪。正直、その繰り返しだ。

だからこそ、これを読んでくれている方とも、一緒に少しずつ、より良い選択ができる人生を目指していけたらと思う。

おまけ:お金の話で、ひとつだけ気をつけていること

最近、私自身が特に気をつけていることがある。
それは、自分の資産額や貯金額を、必要以上に人に話さないことだ。

お金について学び、それを人と共有するのは良いことだと思う。ただ、「何を学んだか」と「自分がいくら持っているか」は、まったく別の話

このテーマについて、リベラルアーツ大学で興味深い動画が公開されているので、最後に紹介しておきたい。

👉 金の冠をかぶった雀